「怨霊」から「学問の神様」へ。
菅原道真公の奇跡の生涯!
「天神さま」を学べば日本人の心が見えてくるーー

菅原道真(845-903)。

平安時代前期、宇多・醍醐天皇の時代の人物。

学者の家系に生まれ、右大臣にまで至るも、藤原氏の讒言により突如大宰府送りとなり、失意のうちに没しました。

菅原道真は政治家であり、文筆家であり、歌人であり、そして死後「天神さま」として御霊信仰の対象ともなりました。

本オンライン講座は菅原道真の生涯と、死後、怨霊として恐れられ、やがて学問の神様とされるまでを解説するものです。

・道真が宇多天皇から徹底して信頼された理由とは?
・なぜ遣唐使を廃止したのか?
・藤原氏と対立するにいたったいきさつは?
・「怨霊」として恐れられていたのが一転して「学問の神様」とされたいきさつは?
・天満宮に「牛」が祀られているのはなぜ?
・今日まで多くの人が道真に惹きつけられる、その理由

…など、菅原道真や天神信仰について学んでいくと、当時の歴史背景や、日本人の自然や歴史に対する信仰、考え方までもが見えてくるでしょう。

内容紹介

第一章「菅原氏のルーツ」
菅原氏のルーツは古代氏族の土師氏(はじし)であり、そのさらにルーツは神話の昔にさかのぼる。

第ニ章「少年時代・青年時代」
若き日の道真は出世をかさね、文章博士(もんじょうはかせ)に至る。祖父も父もつとめた、ほまれ高い役職であったが、道真は周囲の妬みを買うことになる。

第三章「讃岐守時代」

第四章「阿衡の詮議」

第五章「遣唐使の廃止」

第六章「大宰府へ」

第八章「天神信仰」

全76分

語り 左大臣光永


静岡講演「徳川家康の生涯」のもよう

左大臣光永。左大臣プロジェクト運営委員会代表。楽しく躍動感ある語りで好評をはくす。

学習院大学文学部ドイツ文学科中退。20代は漫画家を目指すも挫折。

30代はじめに漫画家を諦めて就職活動するも、あまりのアホらしさに一社目で就職活動をやめる。

若い頃から深夜の墓場や神社で『おくのほそ道』『平家物語』などを暗唱するのを日課としていたため「これを職業にする」と決める。

2010年よりメールマガジン「左大臣の古典・歴史の名場面」を発行。工事現場でバイトしながらメールマガジンを書き続ける。

2012年までに事業化し、「歴史・古典語り」の専業となる。

2017年、平安京の文化と歴史を語るため、京都に移住。

2021年、『源氏物語』の現代語訳に着手。時間確保のため、酒をやめる。2024年現在、断酒継続中。

好きな生き物はアオサギ・猫・すずめ。

■仕事履歴

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