「語り」で蘇る、赤穂義士の心意気!
いわゆる『忠臣蔵』として知られる、「元禄赤穂事件」について解説したオンライン講座です。
「忠臣蔵」といっても、お芝居における「忠臣蔵」ではなく、歴史上の事件としての「元禄赤穂事件」を、最新の説にのっとって語っていきます。
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時は元禄十四年…
三月十四日、将軍綱吉が殿中の白書院にて、勅使・院使と対面する儀式がおこなわれようとしていました。
勅使饗応役・浅野内匠頭長矩(あさのたくみのかみ ながのり)、院使饗応役・伊達左京介宗春(だてさきょうのすけ むねはる)は、白書院と大広間を結ぶ松の廊下に正座していました。
江戸城 松の廊下跡付近
江戸城 松の廊下跡付近さて、大広間のほうから、梶川与惣兵衛(かじかわ よそべえ)頼照という人が、将軍の母桂昌院(けいしょういん)の使いで、儀礼指南役・吉良上野介に会うため、廊下の角まで進んできました。
桜の間に通じる長い松の通路を見渡すと、吉良の姿はない。廊下に浅野内匠頭がいたので、
「お式がすみ次第、私にお知らせください」
と言って、立ち去ろうとする。すると廊下の向こう、桜の間に吉良上野介の姿が見えたので、アッこれはと、梶川は吉良に近づいていく。
廊下の中程で梶川と吉良は向かい合い、何事か話す。その時吉良は、桜の間近くの廊下ではべっていた高家衆のほうを振り向いて、大声で浅野内匠頭の悪口を言ったといいます。
「田舎者にまかせても、勅使の方にご迷惑だ」
近くにすわってきいていた浅野内匠頭はすっくと立ち上がり、
「この間の遺恨覚えたるかーッ!」
吉良が振り返ったところを、
ズバッ
切っ先が吉良の風折烏帽子(かざおりえぼし)の縁に当たったため、傷は浅かったものの、
「ひっひいいい」
吉良が逃げようとした所を今度は背中から、
ズバアーーーーーッ
思いっきり斬りつけました。
梶川頼照はあわてて浅野内匠頭に取り付き、畳に押さえつけ、
「殿中でござる!殿中でござる!」
史実にもとづく解説
忠臣蔵(元禄赤穂事件)は、芝居、映画、小説などさまざまな物語に作られ大人気です。しかしそのせいで「歴史上の事実」と「後世の作り話」の境があいまいになってしまっています。
本講座では、史料や信用できる参考文献にもとづき、できる限り正確な、歴史上の「元禄赤穂事件」を語るようつとめました。
赤穂義士の心意気。大石内蔵助のリーダーシップ。
感動と教訓。そして歴史の真実。ぜひこの機会に体験してください。
地図や系図を表示→わかりやすい
音声にあわせて、テキスト+図表により解説します。必要に応じて地図や系図などを添えました。音声だけではわかりにくい人名・地名・人間関係なども、図解とあわせて聴くことで、理解がしやすくなっています。
とくに吉良邸討ち入り後、泉岳寺までの引き揚げコースは詳細に語っていますので、赤穂義士の足跡をたどって、実際に歩いてみるヒントともなるでしょう。
内容一覧
01 刃傷 松の廊下
02 大石内蔵助 前史
03 揺れる赤穂
04 大石内蔵助と堀部安兵衛
05 さらば赤穂
06 第一次江戸下向
07 円山会議
08 討ち入り前夜
09 吉良邸討ち入り
10 吉良邸引き上げ・その後の赤穂義士
総時間:1時間47分
語り 左大臣光永
静岡講演「徳川家康の生涯」のもよう
左大臣光永。左大臣プロジェクト運営委員会代表。楽しく躍動感ある語りで好評をはくす。
学習院大学文学部ドイツ文学科中退。20代は漫画家を目指すも挫折。
30代はじめに漫画家を諦めて就職活動するも、あまりのアホらしさに一社目で就職活動をやめる。
若い頃から深夜の墓場や神社で『おくのほそ道』『平家物語』などを暗唱するのを日課としていたため「これを職業にする」と決める。
2010年よりメールマガジン「左大臣の古典・歴史の名場面」を発行。工事現場でバイトしながらメールマガジンを書き続ける。
2012年までに事業化し、「歴史・古典語り」の専業となる。
2017年、平安京の文化と歴史を語るため、京都に移住。
2021年、『源氏物語』の現代語訳に着手。時間確保のため、酒をやめる。2023年現在、断酒継続中。
好きな生き物はアオサギ・猫・すずめ。
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≫「忠臣蔵~元禄赤穂事件」オンライン版(通常3000円→2400円)
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